子どもが生まれる前の自分に、一つだけ伝えたいことがあります。
和食を覚えておけ。
別に料理人になれという話ではありません。
肉じゃがや炊き込みご飯を完璧に作れるようになれ、という話でもありません。
ただ、砂糖・醤油・みりん・酒を使った料理に少し慣れておくと、後々かなり助かります。
少なくとも、今の私はそう思っています。
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実家暮らしの頃、料理なんてしたことがなかった
実家にいた頃、料理なんてほとんどしたことがありませんでした。
せいぜい夜食にチキンラーメンを作るくらいです。
包丁を握る機会もほとんどありませんでした。
二人暮らしを始めてからは少し変わりました。
カレー。
チャーハン。
オムライス。
パスタ。
焼きそば。
今思うと、いかにも男飯という感じです。
自分が食べたいものを作る。
それで十分でした。
子ども向けの料理が分からなかった
子どもが生まれてから、料理に対する考え方が少し変わりました。
きっかけは、子どもの食事です。
以前、子ども用にチキンライスと炒り卵を使ったオムライスもどきを作ったことがありました。
我ながら悪くない出来だと思っていました。
ところが妻の評価は、
「具が大きい」
「味が濃い」
「油使いすぎ」
でした。
割と酷評です。
もちろん妻の言うことは正しかったと思います。
でもその時、
「じゃあ子どもには何を食べさせればいいんだろう」
と少し分からなくなりました。
妻がダウンして気付いたこと
さらに追い打ちをかけたのが、妻のつわりでした。
料理担当が増えました。
冷蔵庫には食材があります。
ほうれん草もある。
にんじんもある。
じゃがいももある。
でも、その食材をうまく料理にできない。
結果として、子どもにはレトルトを出すこともありました。
レトルトは本当に助かります。
今でもよく使います。
ただ、
「冷蔵庫に食材はあるのに、自分では活かせない」
という状況は少しもどかしく感じました。
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和食を覚えたら、冷蔵庫の食材を救えるようになった
そこで少しずつ作るようになったのが和食です。
ほうれん草のおひたし。
味噌汁。
豚肉とじゃがいもの甘辛煮。
特別な料理ではありません。
でも、この辺りを作れるようになってから世界が少し変わりました。
砂糖。
醤油。
みりん。
酒。
昔の私はほとんど使ったことがありませんでした。
砂糖なんて、お菓子に入れるものだと思っていたくらいです。
でも実際に作ってみると、
「ちゃんと美味しくなるんだな」
と少し感動しました。
レシピ通りに作っただけなんですけどね(笑)。
共働き家庭は作り置きできる料理が強い
和食を覚えて良かったと思う理由はもう一つあります。
作り置きです。
煮物。
副菜。
味噌汁。
こういう料理は、一度作ると2〜3食使えます。
共働き家庭では、この差が意外と大きい。
毎日ゼロから料理を作るのは大変です。
でも、昨日作った副菜が残っている。
味噌汁もある。
それだけで夕飯の難易度はかなり下がります。
ちなみに、うちの子が一番好きなのは味噌汁です
ここまで和食の話をしておいて何ですが、
うちの子が一番好きな料理は味噌汁です。
肉でもありません。
魚でもありません。
味噌汁です。
まず汁を飲みます。
ほぼ真っ先に飲みます。
最初は味噌汁が好きだからだと思っていました。
でも最近見ていると、少し違う気もしています。
汁が多いと具材をスプーンですくいにくい。
それを理解しているようにも見えるのです。
汁を飲み終えると、今度は具材を一つずつ食べ始めます。
味がしみ込んだ具が好きなのかもしれません。
真相は本人にしか分かりませんが、見ていて面白いものです。
子どもが生まれる前の自分へ
子どもが生まれる前の自分へ。
和食を覚えておけ。
正確に言うなら、料理の幅を広げておけ。
将来、妻がつわりで動けなくなる日が来るかもしれない。
子ども向けの食事に悩む日が来るかもしれない。
そんな時、砂糖・醤油・みりん・酒を使った料理を少し知っているだけで助かる。
そして何より、冷蔵庫の食材を救えるようになる。
ちなみに今では、私が作った和食を妻も喜んで食べてくれます。
自分以外の味が食卓に並ぶのが嬉しいそうです。
人生は分からないものですね。
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