子どもが生まれる前、私はこう思っていました。
「今は大変だけど、首が座れば少し楽になるだろう」
「一人で座れるようになれば外食もしやすくなるだろう」
「歩けるようになればもっと楽になるだろう」
でも実際は違いました。
育児は楽になるというより、大変さの種類が変わっていくものでした。
そして、もし子どもが生まれる前の自分に一つだけ伝えられるなら、私はこう言います。
「外食は寝返り前に行っておけ」
今回はそんな話です。
生まれたら外食どころじゃないと思っていた
妻の妊娠中、生ものもお酒も我慢していました。
だから子どもが生まれたら、少し落ち着いたタイミングで焼肉や寿司に行こうと思っていました。
夫婦そろってラーメンも好きです。
おしゃれなカフェにも行きたい。
今は大変だけど、そのうち行けるだろう。
そんな風に考えていました。
実際、子どもが生まれてからもしばらくは、
「首が座ったら」
「一人で座れるようになったら」
と、次の成長を待っていました。
でも振り返ってみると、その考え方は少し違っていました。
関連記事
「2人目出産で育休はいつから取る?我が家が考えているタイミング」
一番外食しやすかったのは首が座ってから、つかまり立ちまで
我が家の場合、一番外食しやすかったのは首が座ってから、つかまり立ちが始まるまでの時期でした。
この頃はまだ自分で移動できません。
抱っこもできるし、ベビーチェアにも座れます。
もちろん機嫌によることはありますが、少なくとも親が食事をする時間くらいは確保できました。
ところが、その後は違います。
寝返りが始まると「置いておく」ができなくなる
寝返りが始まると、まず転がります。
驚くほど転がります。
今までは寝かせておけた場所からどんどん移動します。
ソファも危険。
テーブル席で横にしておくことも難しい。
動きを止めれば怒る。
泣く。
親としては安全のために止めているのですが、本人には関係ありません。
「動きたいのに動けない」
その不満を全力で表現してくれます。
つかまり立ちが始まると今度は危険との戦い
さらに成長してつかまり立ちが始まると、別の問題が出てきます。
座っていてくれません。
立ちたい。
触りたい。
確かめたい。
子どもにとっては大切な成長ですが、親としては気が抜けません。
特に焼肉。
鉄板や網に手を伸ばしたらどうしようと考えると、正直まだ怖いです。
食器や熱い飲み物も同じです。
今まで気にしていなかったものが、一気に危険物になります。
歩けるようになると今度は待てなくなる
歩けるようになると、さらに世界が広がります。
そして親はもっと忙しくなります。
料理が来るまで待てない。
順番待ちも退屈。
ベビーカーに座っているだけでは満足できません。
親がご飯を食べている間、大人しく座っていてくれるわけでもありません。
誰かが相手をする必要があります。
子どもが楽しそうなのは良いことです。
でも外食という観点だけで言えば、難易度は確実に上がりました。
子連れ外食では「まず子ども」が最優先になる
子どもが1歳2か月頃、離乳食も完了期に入り、柔らかいものなら大人の食事から取り分けできるようになりました。
そこで久しぶりに家族でしゃぶ葉へ行きました。
しゃぶ葉は自分で食材を取りに行くスタイルです。
私は久しぶりの外食が嬉しくて、普段通りの感覚で肉を取ったり、野菜を選んだり、サラダを作ったりしていました。
すると妻から一言。
「子どもの食べるものを先に持ってきなさいよ」
その通りでした。
子どもはすでにお腹が空いていて、ぐずり始めていました。
私は外食を楽しむモードになっていましたが、子連れ外食では優先順位が違います。
まず考えるべきなのは、
「自分が何を食べたいか」
ではなく、
「子どもが今すぐ食べられるものは何か」
でした。
当たり前のことなのですが、久しぶりの外食で完全に忘れていました。
行きたい店があっても行けなくなることがある
今でも外食はします。
でも行きづらくなった店はあります。
焼肉。
寿司。
ラーメン。
おしゃれなカフェ。
回転寿司なら何とかなるかもしれません。
でも焼肉はまだ怖い。
おしゃれなカフェも、子どもが食べられるものが少ないと結局気を遣います。
実は、一人目が生まれた頃に友人が焼き鳥居酒屋を始めました。
本当は開店祝いも兼ねて行きたかったのですが、駅から少し離れた場所にあり、子どもを連れて行くにはなかなかハードルが高かったのです。
結局、まだ行けていません。
「車を買ったら行こう」
そう思いながら、気付けばもうすぐ2年です。
「ここを越えれば楽になる」はだいたい外れる
育児をしていて何度も思ったことがあります。
「首が座れば楽になる」
「歩けるようになれば楽になる」
でも実際は違いました。
寝返りが始まれば寝返りの大変さ。
つかまり立ちが始まればつかまり立ちの大変さ。
歩けば歩いたで目が離せない。
楽になるというより、
大変さの種類が変わる。
それが今の実感です。
それでも、新生児期の方が大変だった
ただ、一つだけ言えることがあります。
私は今の方が楽です。
外食は難しくなりました。
目も離せません。
触ってほしくないものにも手を伸ばします。
それでも、新生児期の方が大変でした。
言葉が通じない。
何が嫌なのかわからない。
お腹が空いたのか。
眠いのか。
暑いのか。
寒いのか。
不快感の理由を探し続ける毎日でした。
今は違います。
痛い場所を指差したり、嫌なことを態度で教えてくれたりします。
多少なりとも意思疎通ができます。
もちろん今も大変です。
でも、あの頃とは違う種類の大変さです。
まとめ|外食は寝返り前に行っておけ
もし子どもが生まれる前の自分に一つだけ伝えるなら、
「外食は寝返り前に行っておけ」
です。
焼肉も。
寿司も。
ラーメンも。
おしゃれなカフェも。
夫婦で行きたい店があるなら、今のうちに行っておいた方がいいと思います。
そしてもう一つ伝えるなら、
「育児は楽になるのではなく、大変さの種類が変わる」
ということです。
今が大変。
そう思う瞬間は何度もあります。
でも数か月後に振り返ると、また違う景色が見えています。
だから今まさに大変な人も、きっと数か月後には別の悩みを抱えながら、同じように子どもの成長を見守っているのだと思います。
関連記事
・父親だって初めての育児は怖い。新米パパだった私が不安だったこと
・子どもが生まれる前の自分に伝えたい。ゲームは新生児期にやっておけ
・「共働き育児がしんどい瞬間ランキング5選」
・1歳児育児中の共働き家庭、平日はこんな感じです
はじめての方はこちら。
つわり期から1歳育児まで、共働き家庭の体験談をまとめています。
👉 「共働き・育児のリアルまとめ」


コメント