「手足口病ですね。」
病院でそう言われたとき、私が心配していたのは熱と発疹でした。
でも、実際に1歳半の娘がかかってみると、一番大変だったのはそこではありません。
本当に大変だったのは、口内炎で食べられなくなったことでした。
熱は数日で下がったのに、ご飯は食べられない。
好きだった食べ物まで痛くて食べられない。
「何なら食べられるんだろう。」
そんなことばかり考えながら、毎食試行錯誤していました。
今回は、我が家で実際に経験した
- 発症から登園までの流れ
- 口内炎で食べられたもの・食べられなかったもの
- 親として「知っておきたかった」と感じたこと
をまとめます。
保育園に通い始めると、発熱や感染症で急に仕事を休まなければならない場面も増えます。我が家でどう乗り切っているかは、「保育園で発熱したら誰が休む?共働き家庭のわが家のルール」で詳しくまとめています。
発症したのは土曜日の朝でした
土曜日の朝、起きた娘のお腹と太ももに発疹が出ていました。
「あせもにしては多すぎる。」
そう思い、すぐ病院へ。
診断は手足口病でした。
先生からは、
- 手足口病に特効薬はないこと
- 解熱剤のみ処方すること
- 水分がまったく取れなくなるようなら再受診すること
を説明されました。
その日は保育園の夏祭りがありましたが、もちろん欠席。
保育園にも連絡し、
「どんな状態なら登園できますか?」
と確認したところ、
「熱が下がっていて、普段どおり食事ができることが目安です。」
との返答でした。
このとき初めて、
「熱が下がれば終わり」ではないんだ
と知りました。
熱よりも大変だったのは「食べられないこと」
日曜日と月曜日は38℃台の熱が続きました。
火曜日には熱は下がりました。
ここで安心できると思っていたのですが、本番はここからでした。
口の中が痛いようで、
- ご飯
- パン
- バナナ
- 味噌汁
など、普段なら喜んで食べるものをほとんど受け付けません。
保育園の先生が言っていた
「普段どおり食事ができること」
という言葉の意味を、このとき痛感しました。
我が家で食べられたもの・食べられなかったもの
数日間いろいろ試した結果です。
| 食べられたもの | 食べられなかったもの |
|---|---|
| ヨーグルト | ご飯 |
| ゼリー | パン |
| プリン | バナナ |
| たまご豆腐 | 味噌汁 |
| 冷ましたうどん(つゆなし) | トマト |
| そうめん(つゆなし) | 冷たいおかゆ |
病院では
「ゼリーやヨーグルトなど食べやすいものを。」
という説明はありましたが、細かいレパートリーまでは教えてもらえませんでした。
実際にはSNSなども参考にしながら、一つずつ試していきました。
トマトなら食べると思った。でも違いました
娘はトマトが大好きです。
酸味はあるけれど、
「好きなものなら食べられるかもしれない。」
そんな期待もありました。
でも、一口食べた瞬間に泣いてしまいました。
好きという気持ちより、
口内炎の痛みの方が強かったようです。
意外だったのは「味のないうどん」
逆に意外だったのは、
冷たいおかゆは食べないのに、
味を付けていない冷ましたうどんやそうめんは食べてくれたこと。
「柔らかければいい」
というわけではなく、
刺激が少ないこと
の方が大事だったのかもしれません。
子どもによって違うとは思いますが、
一つ食べなくても「もう何も食べられない」と決めつけず、いろいろ試してみる価値はあると感じました。
「これなら飲むだろう」も通用しませんでした
口内炎が少しでも早く良くならないかと思い、
チョコラBBも試しました。
普段シロップ薬は好きなので、
「これなら飲んでくれるかな。」
と思っていました。
ところが、
飲んでくれたのは最初の1回だけ。
2回目からは口に入れても全部出してしまいました。
親の予想どおりにはいかないものですね。
水分不足で便まで変わりました
食べる量だけではなく、
飲む量も減りました。
そのせいか、
便はかなり硬くなり、大きな塊のような状態に。
お腹やお尻が痛くないのかな、と心配になりました。
口内炎ばかり気になりますが、
水分不足にも気を付けた方がいい
と感じた出来事でした。
爪は短く切っておけばよかった
もう一つ、
今なら過去の自分に伝えたいことがあります。
それは、
爪を短く切っておくこと。
寝ている間に発疹をかいてしまい、
朝起きるとベビーベッドに少し血が付いていました。
幸い大きな傷ではありませんでしたが、
かゆがるようなら早めに爪を整えておくと安心だと思います。
登園できたのは「熱」ではなく「食事」が戻ったから
火曜日には熱は下がっていました。
それでも普段どおり食べられなかったので、
もう一日様子を見ることにしました。
食欲が戻った水曜日から登園。
発疹はまだ残っていたので初日は水遊びを控えてもらいましたが、
保育園から
「手足口病のお子さんは別枠で水遊びしています。」
と連絡をいただき、
翌日からは参加させてもらいました。
保育園によって対応は違うと思うので、
気になることは遠慮せず相談してみると安心です。
ここまで読んで、「保育園で急な発熱があったら誰が休む?」と悩んでいる方は、**『保育園で発熱したら誰が休む?共働き家庭のわが家のルール』**もあわせて読んでいただければ、我が家の対応を詳しく紹介しています。
数日だけは「食べられること」を最優先にしました
普段は栄養バランスを考えて食事を用意しています。
でも、それは子どもが当たり前のように食べられる前提だからです。
手足口病で口内炎ができ、
食べること自体がつらそうなら、
その数日だけは
「何を食べるか」より「食べられるか」
を優先しました。
ゼリーばかりでもいい。
プリンばかりでもいい。
ヨーグルトばかりでもいい。
それが何週間も続くわけではありません。
実際、我が家も発症から4日ほどで食欲が戻り、
それまで食べられなかった分を取り返すように、いつものご飯をたくさん食べていました。
だから、
もし今まさにお子さんが何も食べられず悩んでいるなら、
どうか自分を責めないでください。
その数日だけは、
「生きるために食べる」が最優先で十分です。
元気になったら、また少しずついつもの食事に戻していけば大丈夫。
この記事が、今まさに困っている方の気持ちを少しでも軽くできれば嬉しいです。
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