妻のつわりで気づいた。共働き家庭は余裕時間で回っていた

共働き

二人目の妊娠が分かり、妻のつわりが始まりました。

一人目の時も経験しているので、ある程度の覚悟はしていました。

ただ、実際に始まってみると想像していた大変さとは少し違いました。

家事が急に増えたわけではありません。

妻が完全に何もできなくなったわけでもありません。

それでも生活は明らかに変わりました。

一番分かりやすかったのは、大人の夕飯を食べ終わる時間です。

以前は19時頃には夫婦とも食べ終わっていました。

それが今では20時半。

気付けば1時間半近く遅くなっていました。


最初に焦ったのは保育園準備と夕飯だった

つわりが始まった最初の頃、一番焦ったのは保育園準備でした。

毎日見ているから大丈夫だと思っていたんです。

でも実際に自分が主体でやると、思った以上に分からないことがありました。

着替えは何枚必要なのか。

今園に何枚置いてあるのか。

補充はいつ必要なのか。

週初めはシーツ交換もあります。

保育園の受け入れ時間は決まっていますし、私は決まった電車に乗らなければなりません。

一つでも段取りが崩れると、その後の予定が全部後ろにずれていきます。

見ていることと、自分で回すことは全然違いました。

もう一つ困ったのが夕飯です。

正確には、大人の夕飯ではありません。

子どもの夕飯でした。

大人のご飯ならどうとでもなります。

デリバリーでもいい。

コンビニでもいい。

スーパーのお弁当でもカップ麺でもいい。

でも子どものご飯はそうはいきません。

幸い我が家の子は何でもよく食べてくれます。

レトルトも問題ありません。

何種類か常備して、ご飯だけ炊いておけば何とかなる。

そう割り切ってからは少し気が楽になりました。


家事が増えたのではなく、余裕時間が消えた

今振り返ると、家事量そのものはそこまで変わっていません。

変わったのは「同時進行」ができなくなったことでした。

以前は私が子どもをお風呂に入れている間に料理ができていました。

子どもにご飯を食べさせている間に食器が片付いていました。

誰かがお風呂に入っている間に洗濯物が畳まれていました。

夫婦で自然に並列処理していたんです。

でも妻のつわりが始まると、それが難しくなりました。

私がお風呂に入れている間、料理は進みません。

子どもの歯磨きをしている間、食器はそのままです。

一つ終わったら次。

また一つ終わったら次。

気付けば生活が直列処理になっていました。


気づいたら夕飯が20時半になっていた

帰宅後は、

  • 子どもをお風呂に入れる
  • ご飯を準備する
  • 食べさせる
  • 歯磨きをする
  • パジャマを着せる
  • 寝るモードに持っていく
  • ベビーベッドに寝かせる

ここまで終わって、ようやく自分たちの夕飯です。

以前はこのどこかを夫婦で分担していました。

今は体調の良い日は妻も少し手伝ってくれます。

温めるだけの夕飯を準備してくれる日もあります。

でも夕方以降はほとんど動けない日も少なくありません。

そうなると全部終わるのは20時半近くになります。

家事が倍になったわけではありません。

ただ、夫婦で持っていた余裕時間がなくなっただけでした。


削れない家事ばかり残った

以前の記事でも書きましたが、家事の優先順位はかなり下げました。

それでも削れない家事はあります。

洗濯です。

我が家の洗濯機に2日分は入りません(笑)。

食洗機も同じです。

子どもの食器は翌日も使いますし、妻は洗剤やコーヒーの匂いが苦手になったので、キッチン周りの作業は基本的に私が担当です。

保育園準備も削れません。

子どものお風呂も削れません。

排水溝の生ごみも放置できません。

匂いが出ると妻が辛いからです。

気付けば残っていたのは、

「やりたい家事」

ではなく、

「止めると生活が止まる家事」

ばかりでした。


義母の料理と、しなしなになったほうれん草

もちろん私一人で回していたわけではありません。

義母が料理を持ってきてくれることもありました。

本当に助かっています。

ただ、人手が増えると別の問題も起きます。

元々買っていた食材を使う機会が減るんです。

気付けば冷蔵庫のほうれん草がしなしな。

ナスも怪しい。

肉もいくつか犠牲になりました。

食材管理は妻が普段からやってくれていたので、その難しさを改めて実感しました。

ありがたい支援を受けながら、家庭の回し方そのものも変えていかないといけないんだなと思いました。


つわり中でも、メロンパンランキングは作られる

大変なことばかりではありません。

妻がある日、

「メロンパンなら食べられる」

と言い出しました。

それならと色々なメーカーのメロンパンを買って帰るようにしていたら、いつの間にか妻の中でメロンパンランキングが作られていました。

ちなみに優勝したのは近所でも手に入りやすいメーカー。

助かります。

また、自分へのご褒美として買っていたお菓子が、気付いたらなくなっていたこともあります。

現場には包み紙だけが残されていました。

なお犯人は、

「久しぶりに食べたら美味しかった」

と供述しているとのことです。

現場からは以上です。


まとめ

今回のつわりで気付いたのは、共働き家庭は余裕時間で回っていたということです。

毎日見ていた保育園準備。

当たり前のように出来上がっていた夕飯。

気付けば片付いていた食器。

私はその存在を知らなかったわけではありません。

でも、知っていることと自分で回せることは別でした。

実際に主担当になってみると、思っていた以上に細かい判断の積み重ねで生活が成り立っていることに気付きます。

妻のつわりが始まった頃は、とにかく毎日が慌ただしく感じました。

でも生活そのものが楽になったわけではなくても、自分なりの折り合いがつくと見える景色は変わります。

レトルトを使う。

義母に頼る。

洗濯物は畳まない。

完璧を諦める。

そうやって「これでいい」と思える形ができてからは、同じ忙しさでも少し気持ちが楽になりました。

子どもがいない時のつわりと、子どもがいる時のつわりは別物です。

だから今なら当時の自分にこう言います。

「どうせ乗り越えるんだから、早いところ折り合いをつけろ」

折り合いがつくまでの世界と、折り合いがついた後の世界は、同じ忙しさでもまったく違って見えるのだから。

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